モットンを畳に直置きして利用
「除湿シート」は必要なのか?
モットン マットレスを「畳み」で利用!直置きする時の注意点。
モットン マットレスは、「通気性」を高めた「特殊オープンセル構造高反発ウレタンフォーム」で作られています。
良好な寝室環境にて、モットンを使用していれば、そのまま床に直置き利用しても、「カビが生える」などの問題は
生じません。
しかし、「高気密性」を有した現代住宅にて、「加湿器」などを使用する方も増えている状況下では、「畳に直置き」。
する時でも、注意が必要となるケースがあります。
ここでは、モットン マットレスを「畳み上」で利用する時(直敷き)の注意点に関して、お話したいと思います。
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- モットン マットレスの「使い方」|快眠を得るための利用方法&お手入れ
建築士としての提言!現代住宅にて過剰な「加湿器利用」が家を損傷・カビの増加に!
「マットレスの使い方」に関する話をする前に、ひとつ前提条件となる話をしておきたいと思います。
建築士としての視点から、ぜひ、ひとつお伝えしておきたいのが。
●住宅の特性(適切な使い方)を知らなさすぎるヒトが多いこと。
です。
きちんとお話しようとすると話が長くなりすぎてしまいますので、要点のみをお話すると。
現代の住宅は、「高気密な環境」となっているということ。
その上で日本の生活環境(自然環境下)では、一般的な住宅(高層マンションなどを除く)では
●夏は、「除湿」を心がけること。
●冬は、特別な状況とならない限り意図的な「加湿」は不要。
なのです。
普通に生活していると、室内で発生した「水分」にて夏は、過剰な湿度環境に。冬は、適切な湿度環境となるものなのです。
「気密性が高い」ので、なかなか水分が屋外に発散されないからです。
「加湿器」を利用している家庭の大半で「カビ胞子量が増加傾向」に。
住宅環境に応じて、「加湿器」を適正に使用していれば、もとろん大きな問題はないのですが、現実的には、加湿器を状況に
応じて適切に使用することはなかなか難しいのです。
その結果、加湿器利用している家では、「結露の発生」「カビの発生」「レジオネラ菌の飛散」など住宅を損傷するとともに、
健康を害する要因が多く存在しているのです。
●マットレスにカビが発生してしまった。
というのも、「マットレスの使い方」以上に生活環境(お部屋の環境)が適切な状態となっていないことが一番の要因だったり
するのです。
適切な「湿度・温度環境」となっていない家では、「どんな寝具であってもカビが生えやすい」ということをまずは、しっかりと認識しておいて
いただければと思います。
「寝具(マットレス)の問題ではない」というケースが案外、多いものなのです。
- 「寝室」の加湿は、極力控えめに!
- 加湿器利用の寝室では「カビ・ダニ」が増殖しています。
- 夏はエアコンを適切に利用。寝室の「除湿」を!
モットンを「畳み」で直置き利用!寝室環境によって異なる対応。
モットンを「畳み」で直置きして利用する場合、「寝室環境」条件によって、使い方が異なります。
1.適切な「寝室環境(温度・湿度)」の場合。
2.夏は、あまりエアコンを使用せず、冬は「加湿器」を利用している場合。
「1」のケースであれば、「除湿シート」などは利用することなく、畳み床にモットンを直置き活用するのがおすすめと
なります。
時折、「モットンの陰干」を心がけておけば、それで十分。「除湿シート」を使用すると、お手入れしなければいけない要素
が増えてしまうだけ。
「除湿シート」の効果があまり活かされないからです。
対して、「2」のケースでは、畳床であっても、「除湿シートの利用」が不可欠となります。
一週間に一度は、「除湿シート」を天日干し。「モットン」を陰干することもわすれないようにしていただければと思います。
「畳」の特性!「フローリング」と比較すると結露が生じにくい。
「畳」を「フローリング」と比較した時に、優位な特徴となるのが「結露の起きにくさ」と「クッション性」です。
「フローリング」の場合は、冬季節にて、フローリングが冷えることでマットレスとの温度差が大きくなります。その結果
マットレス底部に「結露」が生じることに。
対して、「畳」の場合は、冷えにくいため、マットレスとの温度差が「フローリング」など大きくはなりません。
ゆえに、結露が生じにくく、マットレスを直置きしてもあまり問題とはならないのです。
また、「クッション性」は、体への負担を少なくしてくれる要素に。
畳にモットンを直敷きした方が、体への負担が少なく、快眠を得やすい睡眠環境となってくれます。
- モットン「直置き」!フローリング種類でカビの生えやすさに違いが
- モットン マットレスの「使い方」|快眠を得るための利用方法&お手入れ
高反発マットレス「モットン」の概要
■機能性:体圧力分散機能・高反発機能
■素材:オープンセル高反発ウレタンフォーム
■サイズ:シングル・セミダブル・ダブル
■価格:¥39,800円(税込)~。